4学年研究授業「ネット型 プレルボール」6月30日
- 公開日
- 2017/07/26
- 更新日
- 2017/07/26
できごと
今年度2回目の研究授業は、4年生の「プレルボール」です。プレルボールは、手でボールを打ってバウンドさせて、味方にパスしたり、低いネットを越えて相手コートにボールを返したりする、ネット型ゲームです。3年生でも経験していたプレルボールを発展させ、ラリーを行ってボールを長くつなぐことを目当てとしました。また、ボール運動が得意ではない児童も、無理なく段階的に技能が高まって、楽しく運動できるように、みんなでルールづくりを行ったり、授業の前半にチーム内でミニゲームを行ったりするように計画を立てました。
今年度の研究主題のサブテーマである「学び合って高める体育学習」を具現化するために、学び合いの工夫も行いました。チーム内でミニゲームをすることで、友達のよい動きを見付けたり、アドバイスしたりできるようにしました。また、ゲームとゲームの間にルールの確認やよい動きを話し合う時間を設け、動きのポイントなどを伝え合い、次のゲームに生かせるようにしました。
当日の授業では、自分たちで作ったルールを守ろうとする姿勢が見られ、チーム内での声掛けも多く、協力しながら楽しそうにゲームに取り組んでいました。
授業後の研究協議会では、学習計画の工夫、学び合いの工夫、評価の工夫という3つの観点を中心に他の教員から様々な意見や感想が出されました。そして、本校講師の菅原健次先生より、どの児童にもチャンスを与えるルールとなっていることや、児童がルールを作ることでルールの理解につながっていることと合わせて、教師の声掛けやクラスの雰囲気がとても良かったことなど、具体的なご指導・ご講評をいただきました。