冬至の行事食
- 公開日
- 2019/12/23
- 更新日
- 2019/12/23
できごと
12月20日(金)給食こんだて
【二色ごはん、なんきんの甘煮、にんじんとだいこんのみそ汁、みかん、牛乳】
昔から冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないと伝えられてきました。
また、名前に「ん」がつくものを冬至に食べると「運」を呼び込めるといわれ、「れんこん」「きんかん」などの「ん」が多くつく食べ物が好んで食べられました。
今日の給食は「ん」がつく食べ物がいっぱいです。
「なんきん」とは、「かぼちゃ」のことです。
かぼちゃは漢字で「南瓜」と書くので、「なんきん」とも呼びます。かぼちゃにはビタミンAがたくさん含まれており、風邪などの菌が体に入るのを防いでくれるはたらきがあります。
実は、給食で大量のかぼちゃを煮るのはとても難しい作業です。
給食室の回転釜は底が丸いため、煮汁が少ないと一部のかぼちゃしか浸りません。
かといって煮汁が多すぎると、しっかり煮詰まる前にかぼちゃが溶けてしまいます。
そのため、釜の横についているハンドルを回し、釜を前後にゆすりながらギリギリの煮汁で煮ていきます。
調理師さんの腕の見せ所です!
今日の甘煮は、チーフが釜に張り付いて、丁寧に煮てくれました。
子どもたちは笑顔でかぼちゃを頬張っていました。
寒さが厳しくなってきましたが、しっかり食べて元気に過ごしてほしいと願っています。