「オリンピック・パラリンピック教育」の一環で、12月7日金曜日に、元ボブスレーオリンピック強化指定選手の川崎奈都美さんをお招きし、お話をいただきました。

まず、ボブスレーという競技についてのお話をいただきました。
実際に、下町ボブスレーをもってきていただき、クイズ形式でボブスレーの仕組みや乗り方などを聞きました。その後、ボブスレーの近くに行ってみることもできました。ブレーキの出る様子や乗る場所など、近くで見ないとわからないことも見ることができました。

次に、川崎選手の講演を聞きました。
ボブスレーの競技を続けるにあたり、様々な支援をいただいたけれども、支援をしていただいた方々の期待に沿えなかったこと。最後は意地でも下町ボブスレーに乗ってレースに出場し、成績は振るわなくとも、支援していただいた方に「ありがとう」という言葉をもらうことができたことの話をいただきました。
競技に真剣に取り組み、支援していただいた方々へ感謝の気持ちを伝えることができたことに対する誇りを、涙ながらに語っていただき、本当に心に残る講演となりました。

最後は、子供たちによる質問タイムと、ボブスレーの「スタートのカッコよさ選手権！」を行いました。各クラスの代表者と担任の先生の2人でペアを組み、スタートのポーズと乗り込むところまでのカッコよさを競いました。

川崎選手の心のこもった講演を聞き、一生懸命な人柄に惹かれる子供たちの様子が印象的でした。