学校日記

おうちが理科室?

公開日
2020/04/28
更新日
2020/04/28

できごと

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べっこうあめをみなさん知っていますか。お祭りの屋台でも時々見かける、黄金色のあめですね。先生は甘いものが好きなので、べっこうあめも大好きです。
「べっこう」とは亀のこうらを意味しています。出来上がったあめがそのように見えたことから「べっこうあめ」と名付けられました。
作り方は簡単で、砂糖と水を混ぜて温めることで、黄金色に色づいたおいしいべっこうあめができます。

でも白い砂糖がどうして黄金色になるのでしょうか?

ここが科学の不思議なところです。ぜひ実際に作りながら、黄金色になる様子を見てみましょう。

<べっこうあめの作り方>
○準備するもの
砂糖(白砂糖かグラニュー糖がよい)、アルミケース
つまようじ、ぬれ雑巾、フライパン

○作成の手順
1、アルミケースに砂糖大さじ2杯入れ、砂糖がひたるくらい水を入れる。
2、フライパンにアルミケースを乗せて加熱する。
3、しばらく加熱すると砂糖水が黄金色になる。
4、黄金色になったら、つまようじを砂糖水の中央に置く。
 (うっすらキツネ色がいい!)
5、火を止めて、ぬれ雑巾の上にアルミケースを置き、冷やす。
6、冷えて砂糖水が固まってきたら、アルミケースから上手にはがす。

【ちょっとお勉強】
1、砂糖は温度を加えると、下の表のような状態に変化します。
 今回の実験ではどの温度まで上げられることが大切でしょうか。
温度→状態→使い方
60度〜70度→泡が立ち始める

100度くらい→全体が泡で煮立つ→シロップ

110度〜120度→細かい泡が立ち始める→フォンダン     (ケーキなどに使われるクリーム)

150度〜160度→全体が黄金色になる→べっこうあめ

180度〜190度→焦げたにおいと濃い茶色になる→プリンに使うカラメルソース


おうちを理科室にして科学の不思議を勉強しながら、おいしく作ることができると良いですね。ただ、火を使いますので、おうちの人と一緒にやるようにしましょう。
(6年1組の先生より(@_@。)