学校日記

春の山菜が苦い理由

公開日
2023/04/14
更新日
2023/04/14

給食室より

  • 「和風ハンバーバーグ」と「胡麻ドレサラダ」
  • 「大根と小松菜の味噌汁」
  • 4/12(金)の献立

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今日の献立は、「和風ハンバーグ」「胡麻ドレサラダ」「麦ごはん」「大根と小松菜の味噌汁」と柑橘類の「はるか」です。さて、給食で提供する食材は、出来るだけ旬の時期と予算を考えながら購入しています。一般に春の食材は苦味が感じるものが多く、その代表が山菜や野草類です。厳しい冬から温暖な春へと移り変わるとともに、木々や野草の芽が一斉に吹き出します。また、動物や昆虫などの生き物が活発になります。そのため、山菜や野草類は苦味を蓄え、新芽が食べられないようしていると考えられています。給食では山菜や野草類を使うことはほとんどありませんが、野菜の中には苦味を感じるものも少なくありません。さて、私たち人間の味覚において苦味が毒にある味を認識されてるため、甘味や塩味と比べ千倍近く感じやすくなっています。特に、子供の場合、毒のあるものを口に入れても本能的に杉に吐き出せるよう、大人の千倍近く感じやすくなっていると言われています。苦味を緩和し美味しく食べられるよう、栄養士は献立を調理員さんは調理方法を工夫し、毎日の給食を提供しています。