学校日記

むらさきの一本ゆえに武蔵野の…

公開日
2023/04/13
更新日
2023/04/13

給食室より

  • 「赤紫蘇(ゆかり)ご飯」
  • 「鮭の味噌胡麻照り焼き」と「おかか和え」
  • 4/11(木)の献立

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今日の献立は、「赤紫蘇(ゆかり)のご飯」「豚汁」「鮭の味噌胡麻照り焼き」「おかか和え」「清見オレンジ」と「牛乳」です。
今日のご飯は、爽やかな赤紫蘇が香ります。梅干しと一緒に漬けた赤紫蘇を乾燥させ細かく刻むと赤紫蘇のふりかけになります。ご飯に混ぜ、赤紫蘇(ゆかり)のご飯にしました。古今和歌集の中に「むらさきの一本ゆえに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る」とありますが、この歌は、美しい紫草がこの武蔵野の地に一本あるだけで、その周辺の野草も全て愛おしく思われるという意味になります。紫の色がふれあうだけで美しい色が広がるように、人と人との出会いが縁を結ぶことにつながることから、紫色を縁(ゆかり)の色とたとえられるようになりました。このことから、食品メーカーが赤紫蘇のふりかけを発売する際に、その色合いとお客様との縁を大切にしたいとの願いを込め「ゆかり」と名付けられたそうです。今では「ゆかり」の名は広く浸透しています。