【給食】12月13日(火)
- 公開日
- 2022/12/19
- 更新日
- 2022/12/19
給食
《行事食・すす払い》
わかめごはん
牛乳
こまツナたまご焼き
じゃがいものきんぴら
くじら汁
12月13日は「すす払い」の日でした!「すす払い」とは、新年の神様をお正月に迎える準備をするため、1年分の汚れを落とす大掃除をすることです。
昔は家の中に囲炉裏があったため、家中に煙から出た黒いすすがついていました。そのすすを払いきれいにしたことから、年末にする大掃除のことをすす払いというようになっようです。
現在では大掃除といえば年が明けるギリギリに大掃除をするイメージが強いですが、今でもお寺や神社では12月13日にすす払いを行い、仏像や天井などの1年分のほこりを払って、新しい年への準備を始めています。
この日は、そんな「すす払い」にちなんで、くじら汁を提供しました!江戸時代には、“すす払いにくじら汁はつきもの”と言われていて、寒い中掃除をして冷たくなった手や身体を、くじら汁を飲んで温める習慣があったそうです。
今回はニタリクジラという全長15mもある大きなくじらの皮を使用しました。食べ慣れない食材ではありますが、毎年給食で提供しているので、子供たちは「コリコリしていておいしい!」と味わって食べてくれている様子でした。
「すす払い」という行事を通して、昔の食文化も知ってもらえたら良いなと思います。