≪行事食・お正月２≫
菜めし
牛乳
松風焼き
さつまいもきんとん
黒豆
こづゆ

　今日は、昨日に続きお正月の行事食を提供しました！お昼の放送では、おせち料理に込められた意味や願いについて紹介しました。

　松風焼き…鶏ひき肉にみそなどで味付けをし、表面にケシの実をまぶして焼いた料理です。表面だけにケシの実をまぶし、裏には何もないことから、「隠しごとのない正直な生き方ができるように」という意味が込められています。給食では、ケシの実の代わりにごまをたっぷりまぶして作りました！

　さつまいもきんとん…黄色い見た目から金や小判をイメージできることから、「豊かな1年になりますように」という願いが込められています。今日の給食では、さつまいもきんとんと黒豆、縁起が良いと言われている梅の花の形に抜いた人参をカップに盛り合わせて提供しました（写真２）！

　黒豆…黒豆の黒い色には、「邪気を払う」という意味があり、「健康で丈夫で過ごせるように」という願いが込められています。調理さんが朝早くから３時間以上かけてじっくり煮てくれたので、ふっくらとしていてとても綺麗な仕上がりになりました。

　こづゆ…福島県会津地方の郷土料理で、お正月や冠婚葬祭などのお祝いの時に食べられているそうです。ホタテの貝柱と干し椎茸で出汁をとり、豆麩という小さくて丸いお麩や里芋、きくらげなど様々な具材が入る会津のおもてなし料理です。今回は色の付いた手毬麩を使用したので、とても可愛らしく仕上がりました（写真３）！