学校朝会の話1.25 今年の節分の日は
- 公開日
- 2021/01/25
- 更新日
- 2021/01/25
できごと
「2月3日は何の日ですか」と聞かれたら、「節分の日」と答える人が多いと思いますが、今年の節分は3日ではなく、2月2日です。2月3日以外の日が節分になるのは1984年2月4日以来、37年ぶりとなり、2日が節分の日になるのは1897年以来、124年ぶりとなります。
節分の日は「天文学」を使って決められていて、地球が太陽の周りを回る「公転」と関係しています。地球が太陽の周りを1周するのに365日と約5時間49分かかるので、4年で約23時間ずれます。ずれを解消するために4年に1度うるう年があり、2月が29日になる年があります。2020年がそうでした。でも、それだけでは完全にずれを解消することができないため、節分の日が変わることになります。来年の節分の日は、また2月3日になるそうですが、しばらくの間、うるう年の翌年の節分が2日になるそうです。節分の次の日は「立春」と言って、暦の上では春になります。今年は2月2日に節分をして、世界中で流行している新型コロナウイルスや、自分の心の中にいる鬼を追い出したいですね。
※写真は花壇で育つカリフラワー、ブロッコリー、キャベツです。どれもアブラナ科です。アブラナ科の野菜には、白菜や小松菜などもあります。