学校日記

「心をそろえて」

公開日
2014/06/16
更新日
2014/06/16

校長のつぶやき

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全校朝会で校長先生からこんな話がありました。

あるクラスにこんな言葉が張り出されていました。
「くつをそろえるということは、心をそろえるということ」

「くつをそろえましょう」と、どの先生も同じように言って、
2か月が経ちました。
みなさんの靴が床に落ちていることは少なくなりましたが、
でも、靴箱の中に入れる時、靴は揃えている?

藤本幸邦という人が、こんな詩を書いています。


はきものを そろえると 心もそろう
心がそろうと はきものもそろう
ぬぐときに そろえておくと
はくときに 心がみだれない
だれかが みだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと
世界中の 人の心も そろうでしょう


みなさんの心は乱れていませんか?

最初に紹介したクラスには、こんな言葉が掲示してありました。
あなたは心をそろえてきましたか?

靴をそろえるとうこうことは、心を揃えるということです。
自分から心を揃えましょう。自分から靴を揃えましょう。
そうする中で、自分で心を育てましょう。



藤本幸邦(ふじもと-こうほう)さんは長野県篠ノ井町にある円福寺のご住職です。
ご本人によれば、この詩は50年程前に作ったものだそうです。
「くつはそろえてこっつんこ」という合い言葉のもと、
子どもたちはきちんと靴箱の中に靴を入れられるようになりました。
あとは、心をきちんとそろえるための統一的な指導の段階に入りました。

「心をそろえる」「靴をそろえる」習慣が身につくように、
おうちでもお子さんに話してみてくださいね。