学校日記

9月7日【多様性の尊重】吃音講演会がありました

公開日
2023/09/07
更新日
2023/09/07

できごと

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 8月31日(木)に慶応義塾大学医学部 耳鼻咽喉科 助教 富里周太先生による吃音講演会が開かれました。吃音の基本的な知識、吃音のある児童の保護者に伝えたいことなど吃音を包括的に支援するにはという視点でご講演いただきました。吃音のある児童やその保護者、江戸川区の難言学級教員が参加し、吃音についての学びを深めることができました。

 講演の中で出てきた吃音の基礎知識をご紹介します。
・吃音とは、言葉が「なめらかに」でない発語障害のひとつです。
・吃音には繰り返し、引き伸ばし、ブロックと3種類ある。
・症状が出たり、出なかったりする(緊張やストレスが原因ではない)
・有症率の割になぜか知られていない(誤解されやすい「慌てて話さなくていいよ 等」)
・自然治癒するが、しなかった場合、大人になっても吃音は残る
・言葉だけの症状ではない。社会不安障害の合併も有り得る。
・吃音の原因は、本人の体質による部分が大きい

(文責 ことばの教室 ほんま)