校長あいさつ・学校経営方針

校長あいさつ

令和7年度、南葛西第二小学校、校長に着任しました、川浦孝彦と申します。

始業式、入学式に子供たちに話し、学校だよりにも書かせていただきました、「笑顔・思いやり・元気」について、お話しします。学校の教育の目的は、知・徳・体の調和のとれたバランスの良い児童を育成することが大切です。この知・徳・体を具体的に、また焦点化するという意味で「笑顔・思いやり・元気」としました。簡単に説明させていただきます。

 まずは、「笑顔」についてです。学校は、もちろん学ぶ場所です。子供たちがよく考えすすんで学ぶことができるよう、教員は、工夫をして、授業に取り組んでいます。そんな授業から、できた、分かったという喜びを、楽しいという経験をたくさんすることが大切です。この経験が「次を考える」力を育みます。できたとき、分かったとき、心の底から楽しいと思えたときの子供たちの笑顔をたくさん育みます。

 次に「思いやり」についてです。楽しく過ごすためには、人にやさしくすることが大切です。人を思いやる気持ちは、自分の生活が充実している人から生まれるものだと考えます。生活の中で笑顔が増えれば、相手の気持ちを考えるゆとりができ、人を思いやる気持ちが育ちます。楽しく過ごすためには、少しの我慢が必要な時もあります。我慢をみんなで分かち合うことも思いやりの一つです。

 最後に「元気」についてです。どんなことにもくじけない強い体と心が本当の元気です。根気強いたくましさは、そんな元気から生まれます。しかし、だれでも、くじけそうになることがあります、友達や兄弟に相談して解決できれば良いのですが、うまくいかない時もあるでしょう。そんな時こそ、大人の出番です。教員、スクールカウンセラー、保護者、地域の皆様、子供たちを見守る大人たちが、しっかりスクラムを組み子供たちを支え、元気に育てていきたいと考えます。

 また、「言葉」について話しました。

言葉にはいろいろな種類があり、相手を幸せにする言葉もあれば、相手を傷つける言葉もあります。友達を作るのも、けんかするのも、けんかして仲直りするのも、言葉が大きくかかわっています。

優しい言葉、丁寧な言葉、きれいな言葉を使って、みんなで、笑顔、思いやり、元気あふれる南葛西第二小学校にしましょうと話しました。

 

 南葛西第二小学校には、南二小よい子のきまりがあります。

〇 自分や周りの人の安全を、よく考えて行動する。

〇 時間を守る。

〇 持ち物やクラスの物を整理整とんし、気持ちよく過ごす。

〇 気持ちのよいあいさつをする。  

〇 思いやりの心で周りの人にやさしく接する。

〇 めあてをもって根気強く、本気で取り組む。

〇 休み時間は、外で元気に遊ぶ。

 

4つ目の気持ちのよいあいさつをする。ですが、始業式から北門、東門に立って子供たちを迎えていますが、子供たちの気持ちの良い挨拶に、すがすがしさを感じています。学校での指導はもちろんですが、ご家庭でのご協力があってこそだと感じています。引き続きご協力をお願いします。

また、めあてをもって根気強く、本気で取り組む。ことについて、しっかり指導していきたいと考えています。元気の源として、ねばり強さ根気強さはとても大切ですが、一朝一夕にはいきません。指導する側の根気強さや計画性が必要です。あいさつの推奨同様、保護者の皆さまのご協力も必要です。教職員一同、子供たちを時には、優しく、時には厳しく指導します。

 

子供たち一人一人の「笑顔・思いやり・元気」を大切に、はぐくんでいけるよう指導します。保護者の皆様、ご支援、ご協力お願いいたします。