予想
- 公開日
- 2015/02/16
- 更新日
- 2015/02/16
できごと
算数の長さの勉強も、いよいよ佳境です。
昨日は、自分たちで作った3mの物差しを持って、
学校中を周り、気になったものの長さを測りました。
測る前には必ず「だいたいどのくらいの長さだろう?」
と予想してから測りました。
しかし、この予想が難しいようで、
回収したノートを見ると、
予想が1m→測った結果が3m などの記述もチラホラ・・・
「予想」ができるかどうかは、「長さの感覚」が身に付いたかどうか
とも言えます。
その為、今日はもう一度「予想」を全員で行いました。
テーマは、「黒板の横の長さ」
まずは1回目の予想。
立ち歩いて、黒板の前に立ってもいいよ、と声をかけましたが、
やっぱり、なかなか根拠のある予想が立てられませんでした。
しかし、お友達の発表で
「先生の机が1m。その机が大体3個分とちょっとの長さだから・・・」
「手を広げて、この位が1m。それが4個分くらいだから・・・・」
という意見が出ると、
2回目の予想では、ほとんどの児童がいろいろな根拠をもって
だいたいの長さを求めることができました。
2年生の長さの学習では、
1cm、10cm、1mの長さの感覚を掴んだり、
自分の手の大きさや、1歩の幅を理解したりすることで、
様々なものの長さや大きさを予想できるようになります。
しかし日常生活では、まだまだそれらを利用して長さや高さ(大きさ)を予想する、ということはできていません。
学習したことが、日常の中でも生きていくように、授業でも「予想」を大切にしていきたいと改めて感じた一日でした。