学校日記

トマト担々麺

公開日
2020/11/06
更新日
2020/11/06

給食

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11月6日(金)の給食
トマト担々麺
海藻サラダ
さつまいもの蜜がらめ
牛乳

今日の主食は、トマト担々麺です。
朝から給食室では、とんこつと鶏がらの出汁をとり、切った食材を煮込んで、特製の担々スープを作りました。

ポイントは、トマトと刻んだ高野豆腐です。
トマトは、グルタミン酸と言って、昆布などと同じうま味成分が豊富に含まれている食材です。これで、スープのうま味が増します。

そして、高野豆腐は、うま味のつまったスープをすって、うま味をとじ込めます。刻むことで、ひき肉にも似た食感になるため、かさ増しと植物性たんぱく質の摂取にもなります。

工夫がつまったトマト担々麺は、子供達にも届いたようで、普段あまり給食の感想を言わない子が、栄養士を見つけて「今日の麺、おいしかったです!」と声をかけてくれました。とても嬉しい出来事でした。

実は、今日の工夫は他にもあります。
本校では、オーブンで、麺を蒸しています。スチームコンベクションオーブンと言って、蒸す・焼く・蒸し焼きが1台でできるすごい機具ですが、本校のものは、1度に加熱できる量が少ないため、始めの方に出来上がった麺は、どうしても提供までに時間が経ってしまうことが、難点でした。

そこで、次のような方法を実施しました。
1.出来上がった麺をクラスごとに配缶する。ここまでは、いつも通りです。
2.次に、空いているシンクにお湯をはる。
3.そして、シンクにザルをしいてから、麺が入った入れ物を置いて、水が付かないように湯煎する。

こうすることで、各クラスに温かい状態の料理が提供できました。この作戦は、調理さんと打ち合わせを重ねて、考え出した方法です。だんだんと寒くなってきたので、適時適温を心掛け、子供達においしい給食を提供できるよう、これからも工夫を凝らしたいと思います。

写真は、今日の給食です。