＊献立＊

・麦ご飯

・牛乳

・とり肉のから揚げ

・野菜の塩炒め

・はんぺんのすまし汁

　昨日に続き、小岩五中の大人気メニューが登場です！今日は、とり肉のから揚げです。

　給食では、揚げ物用の大きな釜で大量の油を使用して揚げています。このため、温度管理がしやすく、高温でカラッと揚がって冷めてもカリカリで美味しく仕上がります。

　ただし、一度にたくさんの肉を入れすぎてしまうと急激に油の温度が下がってしまうため、少量ずつ揚げるのがコツです。

　そんなから揚げは、時々、中まで火が通っていなくてちょっと赤かった！なんてことが起こりやすい料理ですが……給食では「中心温度計」というものを使って、確実に中まで火が通っているかを確認しているので安全・安心です。

　なかでもとり肉は、生で食べるのは避けた方がいい食品です。新鮮かどうかは関係なく、高確率で食中毒の原因となる「カンピロバクター」という菌がついています。

　特に学校給食に携わる栄養士や調理員さんたちは、とり肉に限らず『生や半生の肉は食べない』と禁止されていたり、そうでなくても暗黙の了解で各自避けていることが多いです。それだけ食中毒のリスクが高い食品です。

（ちなみに…ほかにも、牡蠣(ノロウイルス)、生卵（サルモネラ）など、生肉以外にも食中毒予防のため食べることを禁止されている・各自避けている食材があります。）

　家庭で使うときも、よく火を通すだけでなく、肉を切った包丁やまな板の扱いなどにも注意し、食中毒にならないように気をつけましょう。