＊献立＊
・あけぼのご飯
・牛乳
・めひかりのみそ漬け揚げ
・里芋の煮物
・むらくも汁
・柿

　今日は、あさって・１０月１０日の「目の愛護デー」という日にちなんで目の健康維持に役立つ食材を使った献立です。

　「目の愛護デー」は、もともとは「視力保存デー」という名前で、失明の予防をすすめる日として定められました。数字の１０をふたつ、１を上にして横に倒すと、１が眉毛・０が目の部分にみえることから１０月１０日に決められたそうです。現在では、失明だけでなく、目の健康に関わる活動が行われる日となっています。

　給食では、ニンジンや柿などの目の健康を保つのに役立つ栄養を含んだ食材を使いました。これらの食材は、目の疲れを回復したりドライアイを防止する効果のある「ビタミンＡ」や、そのもとになる「ベータカロテン」などの栄養を多く含んでいます。
　スマホやタブレットなどの、目に負担がかかる情報機器などに接する機会が多くなってきていますが、使用方法や使用時間を考えるだけでなく、ぜひ、食べ物の力も借りながら目の健康を守っていってください。


　また、今日は二十四節気の「寒露」の日でした。そのため、季節の食材や料理を献立に取り入れています。なかでも「むらくも汁」は、いわゆるかきたま汁なのですが、溶き流した卵が汁の中に広がる様子を、秋の空にうっすらとたなびく“むらくも”のように見立てたことが名前の由来となっています。