＊献立＊
・ばら天丼
・牛乳
・小松菜とかぶの浅漬け
・あさりのみそ汁

　先週の金曜日・１０月１日は「都民の日」でお休みでした。これにちなんで、今日の給食は東京都にゆかりのある食材や料理を使った献立にしました。

　和え物の小松菜は、生徒のみなさんもよく知っているとおり、東京都・江戸川区の特産品です。カルシウムや鉄分などの栄養素を豊富に含んでいて、クセがなく食べやすい、美味しい野菜です。
　また、あさりは、東京湾でとれる東京都の水産物のひとつです。今日はみそ汁に使いましたが、あさりを使った東京都の料理として「深川めし」が有名です。

　そしてもうひとつは「天丼」です。天ぷらは、ポルトガルから伝わって、屋台で食べられていた江戸庶民の大衆的な食べ物でした。屋台料理の中では、寿司・蕎麦と並ぶ「江戸の三味」とされるほど人気で、今でも江戸……つまり、東京の郷土料理として親しまれています。
　今日は“ばら”天丼でしたが、小さな具たちを“ばらばら”にして揚げていることが名前の由来です。とり肉・えび・いか・枝豆・ごぼう・三つ葉などなど、いろいろな具を使いました。