岩五の給食◇6月9日(水)
- 公開日
- 2021/06/09
- 更新日
- 2021/06/09
学校給食
*献立*
・麦ご飯
・かみかみ佃煮
・牛乳
・お好み焼き風たまご焼き
・変わりきんぴら
・呉汁
今日の「歯と口の健康週間」にちなんだ料理は、「かみかみ佃煮」です。
「佃煮」の誕生には、“本能寺の変”が大きく関係していたそうです。本能寺の変が起きたとき、織田信長と親交のあった徳川家康にも危険が迫っていました。滞在していた大阪府から愛知県の岡崎城まで戻る途中、川が行く手を阻みピンチを迎えましたが、このとき近くの「佃村」というところの漁師さんたちが舟と食料を用意して助けたそうです。
その縁から、徳川家康は江戸幕府を開いたときに佃村の漁師さんたちを江戸の小島に呼び、特別な漁業権を与えました。漁師さんたちは、故郷の佃村にちなんで小島を「佃島」と名付け、小魚を塩辛く煮込んだものを「佃煮」として売り出したそうです。これが「佃煮」の始まりとされています。
そんな佃煮、今日は噛みごたえのある「昆布」と「ごま」で作りました。特にごまは固い殻でおおわれているので、よく噛んで潰さないと十分に栄養をとることができません。ふだんの食事でも、プチプチっとした食感を楽しみながら、よく噛んで食べたい食材です。