【体力向上給食：１日目】
・麦ご飯
・海苔ふりかけ
・牛乳
・サバの竜田揚げ
・のり塩ポテト
・生揚げのみそ汁


今週５日間は生徒たちに、
食事が体作りや健康と関わりがあることを理解してもらい、
体力向上に対する興味関心を高めてもらう、
という目的で

「体力向上給食」

を実施します。

体力向上や体作りに特に重要となる栄養素を５種類ピックアップし、
１日に１種類ずつ給食時間中の放送で解説を行います。


１日目は「炭水化物」についてです。

炭水化物は筋肉や脳を動かすための主要なエネルギー源となる栄養素です。
炭水化物は体に取り込まれたあと、分解され「グリコーゲン」として肝臓と筋肉に蓄えられます。いわゆる「スタミナ」と呼ばれるのは「グリコーゲンの量」のことです。肝臓のグリコーゲンは、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足したときに分解され、ブドウ糖として利用されます。

このように、炭水化物は頭と体を使うために欠かすことのできない栄養素です。
炭水化物ダイエットの影響で、「炭水化物＝良くないもの」と思っている人がいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。グリコーゲンが少なくなると「疲労」状態になります。疲労回復のためには炭水化物を食事できちんととり、グリコーゲンを蓄えることが重要です。

今日は炭水化物を摂取しやすいよう、ご飯を食べやすいように「海苔ふりかけ」をつけ、副菜に「のり塩ポテト」を使った献立にしました。