岩五の給食◇12月3日(火)
- 公開日
- 2024/12/06
- 更新日
- 2024/12/03
学校給食
+1
*献立*
・雑穀ご飯
・牛乳
・鱈の南部揚げ
・わかめのジュージュー
・ひっつみ
・りんご
今日の給食は、岩手県の郷土料理でした。
【雑穀ご飯】
岩手県は、雑穀の国内生産量が日本一で、古くから雑穀の産地として知られていました。山や河川が多く平野が少ないことや寒暖の差が激しかったことから、稲作に不向きだったからです。雑穀には現代の食生活で不足しがちな、ビタミンやミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどを多く含んでいます。
【鱈の南部揚げ】
昔、「南部地域」とよばれていた、現在の青森県と岩手県にまたがる地域がごまの産地であったことから、ごまを使った料理に「南部」とつくようになりました。今回は揚げ物の衣にごまを使った、南部揚げを作りました。
【わかめのジュージュー】
岩手県でとれる養殖わかめの収穫量は、国内の40%以上を占め日本一です。三陸海岸を中心とする岩手の海は、栄養分が豊富で、特に親潮による冷たい海水と荒波がわかめの成長に適しています。
【ひっつみ】
小麦粉を水と一緒に耳たぶくらいの柔らかさになるまでこね、ねかしたものをひっつまんで(ひきちぎっての方言)鍋に入れることから「ひっつみ」の名がつきました。昔は米を節約するために主食として、また農作業の「小昼」として食べられていました。土地や家庭によって多様な「ひっつみ」があり、味付けもだしの材料もそれぞれで、入れる材料もその土地でとれたものを上手に使っています。