＊献立＊

・麦ご飯

・牛乳

・にしんの塩から揚げ

・白菜のレモン醬油和え

・たまごと大根のみそ汁

・バナナ

　今日は二十四節気・「啓蟄(けいちつ)」の日です。啓蟄は、「啓」が“ひらく”、「蟄」が“土の中で冬ごもりをしている虫”という意味があり、寒さが緩んで春の気配が訪れ、それを感じとった生き物たちが土の中から出てくる季節を表しています。

　この日に関連して、今日の給食は「季節の献立」として旬の「にしん」を使った献立でした。

にしんは、２月から３月ごろのまさに今、旬の美味しい時期を迎えている魚です。春になると大群で北海道にやってくる……つまり“春を告げる”ことから「春告魚」といわれてきました。

一時は漁獲量が減って“国産のにしんは幻の魚”とまでいわれ、かわりに「めばる」という魚が春告魚とされたこともありましたが、現在は漁獲が少しずつ増えてきているため「春告魚」の名は戻りつつあるようです。

季節の変わり目で、急に暖かくなったかと思えばまた寒くなり、体調を崩しやすい時期ですが、旬の美味しい食べ物たちからパワーをもらいながら楽しい毎日を過ごしましょう🌸