学校日記

12月13日の給食

公開日
2017/12/13
更新日
2017/12/13

今日の給食

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1320057/blog_img/3181771?tm=20240305134736

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1320057/blog_img/3185323?tm=20240305134736

*ほうとう
*牛乳
*五平餅
*磯香和え

月一回の郷土料理の日です。
本日は、「山梨県」ですよ♪あったか〜い「ほうとう」です。
その横へ同じく山国の信州南部地方の郷土料理「五平餅」を
給食室で一つずつ手作りして添えました。(写真右)

「ほうとう」は、小麦粉を練り、ざっくりと幅広に切った麺を
野菜のタップリ入った味噌仕立ての汁で煮込んだ料理です。
甲斐の国の戦国大名の武田信玄公は、山国では入手が難しかった、
「塩」を保存し兵糧(ひょうろう)として重視したのが、大豆タンパク
を熟成させて作る「味噌」で、この中に貴重な塩をたっぷり入れて
保存させたそうです。結晶塩でなく、味噌の有機塩と一緒にした塩分は
胃を荒らすことなく、健康にも大変良いとのこと。

生みそには、乳酸菌や酵母、麹菌、酵素等の生菌が含まれており、
疲労回復や胃の薬、消化薬としても陣中で貴重とされたようです。
それを「陣屋味噌」として加工し、又、山地の畑で作られた麦や蕎麦を
原料とする「粉食兵糧」も研究され、「ほうとう」が開発!!

生のうどんに野菜や鶏肉などを煮込み、味噌味としたもので、
とろりとして体が温まり、体力のつく鍋物として、現在でも
信玄公の勢力が及んだ範囲に広く普及し今尚「ほうとう文化圏」は
当時のままというのはすごいですね!!

なお、余談ですが、戦国時代の兵士が出陣の際にかぶっている、
陣笠は、いざという時には、「鍋」の代用も出来たそうです。

戦国時代の信玄公ってやはりすごい方だったのですね!!

カレンダー

2024年7月

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

予定

予定はありません

タグ

RSS