今日午前には梅雨の合間の日差しも顔を出しました。
　明治から昭和にかけて活躍した俳人高浜虚子の作品に『梅雨晴れの　夕茜(ゆうあかね)して　すぐ消えし』という句があります。梅雨の合間の晴れたところに夕焼けが見えたもののすぐに消えてしまったという句です。梅雨の珍しい晴れ間に夕焼けが見えて嬉しい気持ちが伝わってきますが、すぐに消えてしまったところに残念な気持ちがにじみ出ています。
　今週は比較的好天が予想されています。貴重な晴れ間を大事に活用したいです。明日、期末考査が終わると日常が戻ります。子どもたちの元気な声がこだまします。