学校日記

パラリンピック・オリンピック講演会

公開日
2021/03/05
更新日
2021/03/05

できごと

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3月4日(木)、2~4校時にかけて、パラリンピック・オリンピック講演会を開催しました。
今回はコロナ禍での開催のため、対象を3年生に絞って開催いたしました。また体育館での密を避けるため、2クラスずつを3回(3講演)に分けて実施いたしまいた。
講師の先生は、NPO法人 シオヤレクレーションクラブ、理事長の塩谷吹雪様、河野恵美子様、関俊介様の3名です。シオヤレクレーションクラブは、健常者と障がい者が隔たりや区分なく、一緒にスポーツに取り組むことができることを目指し、様々な活動に取り組んでいる特定非営利活動法人です。
理事長の塩谷さんは、ご自身も陸上競技の短距離選手であり、若い頃は100mを10秒台で走るトップアスリートでした。弟さんが病気になり、障がいを負ったことを契機に、障がい者スポーツに深くかかわりをもちはじめ、NPO法人を設立したそうです。
障がいは決して特別なものではなく、人としての「個性」であるとの認識をもち、障がいがある人も、ない人も一緒になってスポーツすることの楽しさや大切さ等を、多くの人々に伝えていきたいと考え、活動に取り組んでいます。
今回は、パラスポーツ100m競技の現役選手でもある関さんにも来校していただき、ご講演と実技を披露してもらいました。
関選手は、人にはそれぞれの個性がある。勉強が得意な人もいれば、不得意の人もいる。またメガネをかけている人もいれば、かけていない人もいる。僕は右手、右足がうまく動かないけど、これは僕の個性である。メガネをかけている人を見て、かわいそうだなぁと思う人はいないと思う、と語ってくれました。
関選手からの「僕は恵まれている。だって世界に活躍できるチャンスがあるのだから」との言葉が強く印象に残りました。

( 校長 白石 亨 )
写真1 理事長の塩谷さんと松岡修造さんとの対談の様子(テレビ番組からの動画)
写真2 100m走競技者  関 俊介 選手