校内研修
令和2年度 校内研修計画
1.本年度の研修テーマ
「確かな学力の育成 〜主体的・対話的で深い学びを保障するための授業力向上〜」
2.研修テーマ設定の理由
(1)昨年度の成果
・教科別研修会や他の先生の授業を参観することで、具体的な授業展開や発問などを学ぶことができた。
・授業中における生徒の体の緊張やかたさ、表情、課題に対する姿勢などから、生徒への関わり方を考えることなどを学ぶことができた。
・研修があるたびに、より視野を広くもって生徒と関わろうと気をひきしめることができた。
・授業に活用できるソフトの使用方法などを知ることで、機械が苦手でも理解することができた。
・生徒理解と生徒たちの日常や学校生活の充実度の関係性や、「多数の中の一人」ではなく、個人レベルでの信頼や観察、そして理解がその生徒の学校生活だけではなく学習面にまで大きく影響するということを学んだ。
・生徒の意見をつなぐ声かけを意識したことにより、生徒同士の学び合いが充実した。
・自分なりにジャンプ課題を設定し、取り組んだ。
・グループワークに適するワークシートを作成できた。
(2)今年度の目標
・新学習指導要領に沿った、授業展開・評価のつけ方について自己研鑽したい。
・生徒と教師の関係性だけではなく、生徒間での人間関係を注視し、個人レベルでの支援や信頼関係構築にまずは着手したい。
・Q-Uを参考にして、多数の中の一人ではなく、個人としてしっかり理解をして充実した学校生活を送れるようにする。
・コの字型座席をより活用した、生徒同士の対話のある授業
・作文や入試対策の小論文対策で、論理的な文章構成ができるようにする。
(3)考察と今後
研修を通じて「学びあい」の理論を基に、多くの教員が授業力向上に努めた。その結果、授業設計だけでなく、QU等を基に生徒理解を更に行っていくことを意識することが出来たのは成果であると考える。
また、生徒理解を意識するのと並行して「ジャンプの課題」の設定や、対話的な学びを実現するための生徒への声かけ(聴く・つなぐ・もどす)の重要性について、改めて気付いた教員が多い。
このことから、以下の二点を今年度の目標として設定した。
1 個人研究テーマを設定し、各教員が「主体的・対話的で深い学び」の充実を図る。
2 QUと考査などの結果を比較し、生活面・学習面の両面から個に応じた「聴く・つなぐ・もどす」を行う。
3.研修内容
全ての生徒の成長を願い以下の研修を進める。
(1)授業研究
- 協同的な学びを盛り込んだ研究授業を行い、生徒一人一人に学びの機会と質を保障する授業実践
コの字型机の配置・実践
教員の子どもへのかかわり方・役割の理解と実践
ジャンプの課題への実践・検討
学年検討会における具体的対策の共有 - 公開授業(2回) 佐藤雅彰先生を講師に招き、公開授業と協議会を行う。 令和2年4月28日(火) 令和2年10月13日(火)
- 学年授業検討会 学年ごとに授業をビデオ撮影し、検討協議会を行う。記録内容は学校全体で共有する。
(2)生活指導・保健健康研修(情報交換)
- 生徒の状況を共有し、指導に生かす。
(3)小中連携研修会…2回
- 学区域内小学校と行う。小学校の先生方には他に公開授業、学年授業検討会にも参加してもらう。
(4)中間まとめ
- 9月までの研修をまとめ、以後の授業改善の視点を明らかにする。
(5)研修のまとめ
- 今年度の成果と課題を明確にする。
(6)ICT研修 ・Excelの機能 ・タブレット端末 ・Movieメーカーの機能
- Excelの機能について
- 電子黒板・タブレットを活用した授業について
- Movieメーカーの使い方について
4 研修予定
回 | 月 | 日 | 曜 | 内 容 | 講 師 |
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1 | 4 | 3 | 金 | 研修会(学びの共同体授業デザインについて)校内研修会年間説明・授業検討会の進め方 | |
2 | 6 | 16 | 火 | 人権講習会 | 飯田亮瑠先生 |
3 | 7 | 17 | 金 | QUの説明 | 図書文化社 |
4 | 7 | 28 | 火 | 緊急対応研修会 | |
5 | 9 | 2 | 水 | QU分析会1 | |
6 | 9 | 10 | 木 | 校内研修授業1 | |
7 | 10 | 13 | 火 | 教科ビデオ検討会1 | |
8 | 12 | 24 | 木 | 教科ビデオ研修会2 | |
9 | 1 | 18 | 月 | QU分析会2 | |
10 | 1 | 19 | 火 | 校内研修授業2 | |
11 | 3 | 9 | 火 | ビジョン会議(1年間のまとめ) |
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- 公開日
- 2018/09/28
- 更新日
- 2018/09/28
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- 公開日
- 2018/09/18
- 更新日
- 2018/09/18