学校日記

水筒が意味するもの

公開日
2013/10/25
更新日
2013/10/24

できごと

少し、昔話をさせて下さい。今から12年くらい前のことです。瑞江中にはエアコンも扇風機もありませんでした。教室の温度を測ってみると40度を超えていました。そんな中で生徒達は汗だくで生活していました。もう、みんなグッタリですよね。
 そんな時、1人の生徒が保健室で、こう呟いたのです。「あぁ〜、学校で冷たいお茶をゴクゴク飲めたらなあ〜」その一言がきっかけで、保健委員会を中心にして、生徒達が動きだしました。
 「学校をよくしていこう」という前向きな話し合いの中で、「ルールを必ず守るので、水筒を許可してください」という決議文が出され、何度も話し会った結果、最終的に校長先生が水筒持参を許可して下さいました。そして、他の学校ではないような年間を通して水筒を持ってこれるという恵まれた環境になったのです。その時に決まったルールが、これです。


1.水筒の中身は、水、お茶、スポーツ飲料に限る

2.飲んで良い時間は、休み時間と放課後。登下校中など校外では飲まない。

3.入れ物は「水筒」であること。必ず名前を書くこと。

4.自分の水筒は、他人に飲ませないこと。(自分で飲む分は自分で持ってくる)

5.1〜4の確認事項に対し1人でも違反者がでた場合は、原則として
   「水筒は禁止」にします。


今回、1年生に水筒ルールの違反者がでたため、1年生の水筒持参が来年の3月まで禁止になりました。
 もう一度、1〜4のルールを良く読んで下さい。すごくすごく守ることが大変なルールですか?そうではないですよね。大変なルールではないのに、守られなかった、そこが問題です。ルールを守るということを、軽く考えていませんでしたか?その結果、ちゃんと守っていた他の人達にどんなに迷惑がかかるかということを、軽く考えていませんでしたか? 
 瑞江中で許可されていた水筒は、 単なるモノとしての「水筒」ではなかったように思います。それは、より良い生活のために守るべきルールをちゃんと守っていこうという「心構え」のようなものを象徴していたのだと思います。
 もう一度、自分の学校生活を見直してみて下さい。今の君たちの授業を受ける態度は将来より良い自分になるためのものにつながってますか?今が楽しいだけでは、水筒の二の舞ですよ。


自転車安全教室

先週の金曜日の5,6校時に、小松川警察の方々によって、自転車安全教室が開かれました。
代表生徒が実際に自転車に乗って傘を差しながらとか、荷物カゴに重い荷物を積みながら、などの様々な状況を体験しました。後半は、スタントマンの方々が交通事故の場面を再現してくれました。  
 自転車の交通ルール違反がどんなに危険か、自分の目で確かめられましたね。携帯で会話しながらとか、ヘッドホンで音楽を聴きながら、などは、みんなもやったことがあるんじゃないかな。自転車以外でも、歩行者としてどこで信号待ちをしたほうが良いかなど学びました。


学芸発表会1年劇へのご協力のお願い!!

 来月11月2日(土)に学芸発表会があります。1年生は「あ☆くしゅ」という劇を上演する予定です。1人1人が、役者や、大道具、小道具、音響照明、演出、ダンス、広報に分かれ、学年全体で1つの劇を作ります。
この劇は、人形が大きな役目を果たすのですが、かなりの数が必要になります。
そこでお願いなのですが、ご家庭で、劇で使っても良いという人形(女の子・男の子)がありましたら、貸していただけないでしょうか。舞台で使う都合上、あまり小さなものは見えづらいので、30〜50cmくらいものがもしありましたら、是非お願いします。特に、魔女の人形が入手困難です。よろしくお願いします。ご協力いただける場合は1学年の小島まで。