学校日記

3学年だより

公開日
2020/01/28
更新日
2020/01/28

お知らせ

出願でのエピソード
 1月22日(水)都立推薦入試の出願が行なわれました。学年では30人近くの生徒が緊張した表情で朝学活後、都立高校へ願書を提出しに出発しました。出発前には、「忘れものはないかな?」「印鑑はもったかな?」「上履きは必要だろうか?」一人一人がしっかりと確認を行っていました。入試は己との闘いですから、頼りになるのは自分自身ですね。出願を終えて帰ってきた生徒に話を聞いてみると…「とても混んでいました。」「やはり上履きが必要でした。」「バスが1時間に1本しかなかったので歩いて帰ってきました。」など…程よい緊張と、寒さと、慣れない交通機関の乗り換えでとても疲れているようでした。その中でも、ほっこり心が温まる出願のエピソードがあったのでみなさんにもご紹介します。
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 出願を終え疲れきって帰ってきたKくんは、「先生…僕は電車を何回も乗り間違えてしまったんです。」と言う。「そうか…大変だったね。」と返すと、「急行に乗ってしばらくしたら、その電車は僕が降りる駅には止まらないことが分かったんです。それで、急いで電車を降りて乗り換えたんです。次は大丈夫だと思って安心して読書をしていたら、また降りる駅を間違えてしまったんです…。はあ。」と疲れ切った様子…。(Kくんの名誉のために書くと、彼は何度も足を運んだ高校とは別のキャンパスに出願しなければいかなかったのだ。)
 お昼休みにそんな雑談をしていると、その生徒が長細い紙切れを握っていることに気が付いた。驚いたことに、その紙には「乗り換えの仕方」が手書きでぎっし
りと書き込まれていた。高校にたどり着くまで4回か5回ある乗り換え…きっと不安だったのだろう。色ペンを使って見やすく、そして京急の赤い電車のイラストまでで描かれていた。思わず、「お〜。」と感心してしまった。「昨日の夜、調べて書いたんです。」というKくん。プリンターで印刷をしたら一瞬かもしれないけれど、Kくんのその手書きのメモには「絶対合格したい!」という誰にも負けない強い思いが詰まっているように見えた。
 これから出願のみなさん、入試本番のみなさん…
「備えあれば患いなし!!」ですよね。
 

英語の冬休み明けテスト結果
 英語の冬休み明けテストが行われました。1年生〜3年生の文法の総復習が試験範囲でした。英語の長文読解が苦手…という声が多く聞こえてきます。基礎的な単語を覚え、文法が理解できていないと長文の内容を理解することが難しくなってきます。単語・文法は何度も何度も繰り返し取り組むことが大切です。


集団討論の練習会
 都立の推薦入試を受ける生徒の中で、希望者が集い「集団討論練習会」が行われています。5〜6人の班をつくり、司会者を決め、与えられたテーマについて10分〜15分討論を行いました。その後、先生方からのフィードバックがあり、また班の中でも自分たちの討論についての振り返りを行いました。意識の高い希望者が集まっていることもあり、中3とは思えないほどのとてもハイレベルな話し話し合いが行われていました。集団討論がない人も、個人面接や小論文で役に立つことがあるかもしれないので、どのようなテーマで練習したのかを紹介します。