学校日記

3学年だより 第41号 『ありがとう』?

公開日
2019/01/24
更新日
2019/01/24

お知らせ

 『ありがとう』?
 『ありがとうございます』!

 先週の千葉県私立高校入試に続き1月22日(火)には都内私立高校の推薦入試が始まり、次々と合格の報告があります。出足が好調で何よりです。合格が決まった時の気持ちは何とも言いようのないものだと思います。
 ここで一つ。合格が決まった後の報告をする時、何と言っていますか?先生方に報告するときは『ありがとうございます』と言ってくれます。友達同士の会話では『ありがとう』でしょう。それでは親には?おじいちゃん、おばあちゃんには?おじいちゃんやおばあちゃんには『ありがとうございます』とは言っても親に『ありがとうございます』と言える人は何人いるでしょうか。面と向かって言うのは恥ずかしいかもしれませんが、みんなのことを一番心配してくれた、そして一番喜んでくれるのは間違いなく親です。きちんと声に出して『ありがとう』ではなく『ありがとうございました』と言える人間であってほしいと思います。ほんの何文字かの違いかもしれませんが受けた側の印象、気持ちは大きく違うと思います。
 3年生の姿を見ていて他学年の先生方や主事さん方も応援をしてくれています。部活動の顧問の先生や授業中にお世話になった先生方、委員会で面倒を見てくださった先生方、給食を作ってくださったり、校内をきれいにしてくださったり…。多くの人に感謝する気持ちを大切にしてほしいと思います。
 感謝は強制的にさせられるものではありません。自然と出てくるものですが、ともすると甘えが出て家族等に伝えることのないままになってしまうこともあるのではないかと思い、あえて書かせてもらいました。
 もし私立高校に合格した人で、まだ伝えていない人は今日にでもきちんと伝えられるとよいと思います。そしてこれから受験を控えている人が大半です。その人達が今どんな気持ちでいるのかもわかると思います。ぜひ『思いやり』の気持ちも忘れずに授業等に取り組まなければならないことも十分理解してますよね。
 明後日、都立高校の推薦入試を受検する人は自分の持てる力をすべて発揮し、自分の思いをはっきりと希望校に伝えてきてください。
 応援しています!


●『これから』

 先に書いたようにすでに進学先を決めた人が各クラス何人も出てきました。しかし都立高校が第一希望の人は2月22日(金)の試験まで1ケ月近くあります。この後、私立高校第一希望の人が決まったり、私立高校は第二希望であるけれど、とりあえず合格通知を手にする人も出てきます。でも都立高校一本に絞って取り組んでいる人もいます。そういう人たちの気持ちを考えると、何をするべきか自然とわかるはずです。授業への取り組みがいい加減になったり、生活リズムが崩れたり、浮かれて心無い発言があったりしては今まで頑張ってきたことがすべて無駄になります。今まで以上に何事にも一生懸命取り組むべきです。特に推薦受験で合格した人は『推薦に値する』ということで認められたはずです。それを自覚しなくてはなりません。人は信用されたら、何が何でも裏切ってはなりません。これから3年生全員が進路先を決定するまで終わりではありません。一人一人の思いやりと友達、クラス、学年の団結力が必要です。『これから』を大切にしましょう。