１０月１２日（金）に第３回進路説明会を実施しました。全体の進路説明会は今回が最後となりました。主に都立高校の入試について、そして私立高校の入試、今後やるべきことが話の中心でした。今までと比べてより具体的に手続等まで話が及びました。現実的な問題としてとらえられたでしょうか？まだもう少し先の話と思っている人はいないでしょう。すでに入試は始まっているのと同じです。前回も載せましたが自分の志望する学校の説明会に行っていない人は必ず行くようにしないとだめです。私立高校では説明会に参加していない人は推薦や併願優遇を認めない学校もあります。それ以上に自分が通うことになるかもしれない学校です。自分の目で見ないとわからないものです。今後の予定をしっかり見ながら自分のために取り組んでください。
　そして書類やその他の事務上の手続きは細心の注意を払いましょう。これは受験の際の書類だけでなく今後の進路希望調査の提出や氏名関係の書類全てです。期限遅れなど考えられません。
　もう一つ。受験というものは誰しもが一度は通る道です。自分の夢を実現させるためにもしっかりとした目的を持つことは大切ですし、そのために最大限の努力をすることは必要ですが、体調を崩してしまったり、気持ちがあまりに落ち着かなくなってしまうのは避けなくてはなりません。中間考査が終わった後、体調を崩す人が増えました。健康管理も大切な受験勉強です。不安をもつことは誰しもあります。でもそれを解消するために自分のできることを毎日コツコツとやるべきです。そしてポジティブに（前向きに）取り組んでいける精神的な強さを身につけることができればいいのですが。この先、文化祭もあります。行事にも一生懸命取り組んでいける人の方が時間の使い方にも工夫ができると思います。さぁ！明日から、いや、今日から頑張っていきましょう！


●文化祭　劇『グッドバイ・マイ……』

　今年の３年生の劇は『グッドバイ・マイ……』を演じます。大きなテ−マとしては「人間として生まれてくる尊さ」です。もう少しかみ砕いて言うと「命の尊さ」「自分を大切にすること」「どのような環境であろうとも幸せを求めて生きる強さ」とでも言うのでしょうか。今年は修学旅行が９月最初にあり、中間考査が続けてあった関係もあり練習期間、準備期間は実質２週間もありません。でも２年間経験してきた皆なら、きっとこの期間でやってくれるものと期待しています。役者の人たちはセリフに加え動き、表情を付け加え演じなければなりません。大道具の人たちはテ−マに沿った背景を描いてくれるでしょう。小道具の人たちは劇のイメ−ジに合うような衣装や道具の作成をしてもらいます。劇が効果的になるように力を注いでくれる音響、照明の人たち。劇を印象づけるダンスで登場してくれる人たち。そしてそれらすべてに目を配る脚本、演出の人たち。皆の力が結集することで一つのものが完成します。先にも書きましたが本当に短期間です。でも時間をかければ良いものが完成するわけではないと思います。短い時間であるからこそ集中力が必要とされますし、その集中力により完成度が増すことも多くあります。当日までの時間を大切にぜひ素晴らしいものを創り上げましょう！


●『保護者の皆様へ』

　先日はお忙しい中、第３回進路説明会への多数のご出席ありがとうございました。受験のシステムは複雑で一度にすべてを理解することは難しいかもしれません。今一度、冊子をよく読んでいただきご不明な点は遠慮なくご質問ください。当日出席されなかった保護者の方は子供が冊子を持ち帰っていますので必ず目を通していただければと思います。
　我が子が大学受験をする際、高校の先生に「複雑すぎて理解できません。子供が考えて決めます」と言ったところ「お父さんも勉強してください。一緒に考えてくれることが子供にとっては大切です。」と厳しいお言葉を頂戴したことがあります。本当にその通りだと反省させられました。（言い訳になりますが大学受験のシステムは本当に複雑です。）最終的に決定するのは子供と保護者の方が一緒にするものです。１０月末より三者面談を予定しています。それまでにお子様とよく話をし、方向性を出しておいてください。どうぞよろしくお願いいたします。