2学年だより
- 公開日
- 2018/09/28
- 更新日
- 2018/09/28
お知らせ
ボランティア活動のススメ
江戸川区では、中学生向けのたくさんのボランティア活動を紹介し、瑞江中学校でもそれらを強く推奨しています。例えば、ご近所の熟年者世帯へ中学生が訪問し、お話等をするジュニア訪問員があります。また、区民まつりでは「肩こりほぐし隊」といって事前に専門のマッサージ師の方による講習を受け、まつりにいらっしゃる方々にマッサージサービスを施すという活動もあります。そして敬老の日には「お背中流し隊」という、区内の銭湯へいらっしゃる熟年者の方々のお背中を流してあげるという活動もあります。中学生にとっては核家族化により、親などの限られた大人以外との交流の機会が減ってきています。肉親以外の熟年者とふれあうことで、熟年者の方のことを知り、思いやる気持ちを育み、将来的に地域で活躍するきっかけとしてほしいという願いが込められているのです。どのボランティア活動も学校を通して紹介し、友達と声を掛け合い、積極的に参加している生徒が何人もいます。
１７日は敬老の日でした。瑞江中学校から「お背中流し隊」に２年生女子４名が参加しました。彼女たちにどうだったかを尋ねたところ、開口一番「楽しかった！！」と幸せそうな顔で言いました。何が楽しかったかはまさにボランティア活動の醍醐味と通じるなあと思いました。「やってよかった」「お年寄りとのおしゃべりが楽しかった」「おばあさんがとても優しかった」「ありがとうと言ってもらって嬉しかった」「また来年もやりたい」
校内でも生徒会が中心となってボランティア活動をしていますが、本当に心からやりたいと思って行動できることがボランティア活動だと思います。身の回りでちょっとしたお手伝いができる人になりたいものですね。ボランティア活動は金銭的な報酬はなくても心が潤う、とても尊い活動だと思います。みんなも面倒くさがらずに、是非体験してみてください。得るものは想像以上に大きいこと、間違いなしです。
秋季総体大活躍中
先週末から、運動部の秋季総体が始まりました。秋は雨が多く、あいにく野球が予定通りに行われず、延期が続いていました。しかし他の部活動は予定通りに実施され、この秋からわれら2年生が中心となったチームが、日々の努力の成果を発揮しあっているところです。一生に一度しかない中学2年生の秋、スタメンに選ばれずにがっかりしている人もいるのかもしれません。しかしスタメンでなくても、補欠でも、ベンチでもその人の気持ち次第で、大会から学ぶことはたくさんあると思うのです。それが次への成長の大きなカギになるはずです。
人には誰にでも欠点や弱点があるものです。それを隠そうともするでしょう。それを認めたくないとも思うでしょう。しかし、誰にでもある弱みだからこそ、それが個性となってくる場合もあると思うのです。つまり自分をより知ったうえで、自分の力をよりステップアップさせることができると思うのです。今回自分の活躍に納得のいかなかった人は、次にどういう粘りを見せてくれるのか、楽しみです。この話は運動部でないから関係ないというのではなく、誰にでも考えられることです。勉強面でも、自分の努力していることに対しての心構えとして、みんなには「自分の実力はこんなもんじゃない」と毎回試験後に反省をしていることとか、課題をきっちり提出しているとか、今一度自分の振り返りとともに「大活躍」を見せてください。中間考査一週間前です！！
