学校日記

2学年だより

公開日
2018/06/08
更新日
2018/06/08

お知らせ

さあ大変 ゲーム依存は「病気」ですって!
先日のニュースで報じられた気になる話題です。みんなの生活の一部となっているスマホが本当に便利。とはわかっていますが、使い道を誤るとやはり大変なことになります。それも頭では十分に分かっています。江戸川区でも「江戸川っ子・家庭ルール」という形で日々呼びかけていますが、調査が入らないときこそ要注意。
公園で子供を遊ばせている大人が、子供を見ていないでスマホにかじりついてる姿、電車内ではほとんどの人がスマホとにらめっこでゲームに夢中、家庭でも食事をしながら片手にスマホ、こういった光景が普通に見られるけれど、おかしいとか、心配とか、なんか違うのでは、とか思いませんか。
いよいよ世界規模での動きがありそうです。世界保健機構(WHO)が病気の世界統一基準に「ゲーム障害」を盛り込むそうです。ゲームが止められなくて日常生活に支障が出る症状を「ゲーム障害」と定義づけるようです。WHOが検討しているゲーム障害の定義とは
1、 ゲームの時間+回数をコントロールできない。
(気がついたら朝になっていたこと、ありませんか)
2、 他の生活上の関心事や日常の活動よりゲームを優先する。
(食事や睡眠よりゲームが大切でやめられないこと、あるでしょう)
3、 問題が起きているのにゲームを続ける。
(小さい子供がおなかをすかして泣いていてもお構いなしとか)
4、 家族や社会、学校、仕事などで十分な役割が果たせない。重症
・症状が12カ月以上続く場合に該当
・4つの症状があり、重症の場合は短期間でも診断
「ゲーム障害」にならないためのポイント
1、 ゲームをする場所や時間、使う金額などのルールを決めておく。
2、 ルールは家族と共有する。髪に書いておくと効果的
3、 ゲーム以外にも熱中できる楽しみや趣味を見つける
4、 日常生活の中で、家族や友人との会話を少しでも増やす。
 オンラインゲームは夜に時間が空く大人や海外のプレーヤーも参加するため、自分の生活リズムがいとも簡単に乱れてしまいます。また、生活リズムの乱れにとどまらず、ゲームの快感にのめりこみ、学習に集中できないほど注意力が衰えてしまうことにもなってしまいます。今、ゲーム依存を訴え医療機関を受診しているのは中学生高校生に混ざって30歳代、40歳代の大人も増加しています。「自分は大丈夫」と思っていても気がついたら依存症になっているというのは、薬物やギャンブルの依存症と変わりありません。その中でも最も十代がなりそうな「ゲーム依存」には、自覚することで予防につながります。便利だから、みんなも使っているから、より有効に利用するためには「江戸川っ子・家庭ルール」も大いに利用して正しい長いお付き合いをしましょう!
 そろそろテスト準備です。スマホを手放して、勉強に集中できるようにしたいものです。