学年便り
- 公開日
- 2018/01/16
- 更新日
- 2018/01/16
お知らせ
面接・自己PR特集
年末までにかなりの数の生徒が校長面接を終えました。とても緊張したとは思いますが、自分の立ち居振る舞いや面接に臨む態度についてよく考える機会をもてたのではと思います。ここで面接の意義について、もう一度考えてみましょう。一般的に面接で相手側が知りたいのは、「あなたが相手側にとって必要とする人物であるかどうか。」ということに尽きると思います。
面接官にとっては、あなたの「人となり」を面接を通して推し量り、あなたの「現在」と「過去」、「未来」を聞いて「あなたが必要とする人物であるかどうか」を判断するしか方法がないのです。ですから、面接ではできるだけ適切に自分を売り込むことが必要なのです。それが「自己PR」です。
高校入試における面接もその原則は同じです。都立高校の推薦入試では「自己PRカード」がその補助的な役割を果たします。そこで今号では、その書き方と併せて自己PRについて、おさらいしておきましょう。
自己PRでは「自分が何をやってきたか。」(過去)、「自分は何ができるか。」(現在)、「今後自分は相手側にどう貢献していきたいか。」(未来)という3点をしっかり盛り込むことが必要です。
特に未来を語る部分では、高校が「どんな人材を求めているのか」を把握した上で、話す(書く)ことが大切です。
では、自分の書いた「自己PRカード」をもう一度点検してみましょう。
(1)志望理由について
(2)中学生活の中で得たことについて
(3)高校卒業後に進路について
この3つは、入試の面接では必ず質問されます。ですから、「自己PRカード」も面接を意識しながら書いておきます。
最後に面接での受け答え方(「自己PRカード」の書き方)のヒントをまとめておきますので参考にしてください。
ポイント1 質問されたことに対して的確に答える
質問に対しあれこれ話そう(書こう)と思うと、質問から外れたことを話して(書いて)しまいがちです。ですから質問の内容を正確につかんだら、それに対して短く答える(一文で書く)ことです。回答が複数にわたる場合は、「〜は2つあります。第1に〜。第2に〜です。理由は〜です。」と、箇条書きにする要領で話す(書く)とわかりやすくなります。
ポイント2 具体例を挙げる
「中学校生活では運動会をがんばり、一番の思い出になりました。」では、運動会で何をがんばり(何を体験して)、どんなことが思い出に残ったのかが、聞き手(読み手)には伝わりませんし、関心ももたれません。ぜひ、自分の実体験や実際にあったエピソードを加え、説得力のある話(文章)にしましょう。
ポイント3 自分の「ウリ」を持つ
どの高校も「うちの高校ではこういう生徒に入学して欲しい」「うちの高校はこういう生徒を育てたい」という「本校の期待する生徒の姿」を公表しています。ですから、そこに焦点を当て、「わたしは中学校生活でこういう体験をしてきた」「将来はこんな希望を抱いていて、高校卒業後はこういう道に進みたい」「だから自分の夢を実現するためには、この学校でなければダメなんだ」という強い気持ちと「自分を入れなければ損をする」くらいの「ウリ」を表現すべきなのです。
数学の計算コンテストがあります。
1月15日(月)の数学の計算コンテストが近づいてきました。皆さん、準備は万端ですか。受験等の準備で忙しいとは思いますが、計算コンテストは入試に向けての勉強にもなります。計算が得意な人は、自分の力をより伸ばし、そうでない人は苦手な部分を補う気持ちで取り組みましょう。計算コンテストは全国同一問題で実施します。最上級生として満点を目指し、頑張りましょう。
知ってますか? 〜親展と緘印について〜
封筒の宛名には「親展」という文字書かれている場合があります。
この「親展」の意味は。「宛名に書かれている人物本人が封筒を開けて手紙を読んで下さい」ということです。間違えて勝手に開けることのないようにしましょう。
次に「緘」という文字が、行書体や昔ながらの文字で封筒の封じ目に押されている場合があります。この文字には、その封書の宛名の人以外の人間は開けてはならないという意味が込められています。
☆来週の予定☆
1月15日(月) 50分×6 生徒会朝礼 計算コンテスト
都内私立推薦出願開始
16日(火) 50分×6 平常授業
17日(水) 50分×5 平常授業
千葉県私立前期入試開始
18日(木) 50分×6
19日(金) 50分×6 避難訓練