3学年だより
- 公開日
- 2017/03/17
- 更新日
- 2017/03/17
お知らせ
☆ 卒業式の、その前に ☆
義務教育最後にして、最大の行事。それが卒業式。
「卒業式は人生の縮図である。自らの人生を堂々と歩めるようになった、その立派な姿を、保護者や先生方、後輩たちに魅せつけてほしい」
式練習中に求められたこと。当たり前だけれど、少しココロと体のエネルギーが必要なこと。式中の所作の一つ一つに、君の今まで培ってきた人間性が表れる時間。
君の、そして君たちの集大成。それが卒業式だ。
真剣にやろうとすればするほど緊張するものだ。それは受験も大会もコンクールも一緒。そういうものを乗り越えて、君はここまで来た。君がこれまでつくってきた、君自身の器を、人としての器を、試されている。みんなが注目している。そういう儀式だ。この儀式を通じて、君はオトナになっていく。
今度は、君たちの番だ。君の一挙手一投足を、みんな見守っている。そして迎える祝福の時。
祝福。社会性をもった、ココロある人間にしかできない温かな行動。
君が育った、この温かい瑞江中学校において、祝福に満ちた、もっとも幸せな時間が流れる。それが卒業式だ。
入退場に、呼名の返事に、話を聞く態度に、合唱に。
君が求められてきた、君の応えることのできるすべてを、あの体育館に出そう。
それが、今、君ができること。君にしてほしいことだ。
それから、もう一つ。
君は、この卒業式における最重要の主役であると同時に、最高の共演者でもある。苦楽を共にした仲間たちの晴れの舞台。目と心に焼き付けよう。
特に証書授与。仲間の一人一人の所作を見ながら、仲間の今までの人生と、これからの活躍を想おう。運だけで決まる受験がないように、どんな成果にもその裏側の、陰の努力があるものだ。立派なふるまいのできる人には、そうなるだけの下地があるものだ。花(成果)だけを評価するのではなく、その根本にあるものの大切さに気付けること。そういったある種の思いやりが、君と、君に関わる人たちの人生をより豊かにすることができるのだと、心から思う。君の人生が、より素敵なものになるように、ここに言葉を贈ろう。
『花を見て、根を想え』
君のこれからの人生に、幸多いことを祈っています。卒業おめでとう。
★ 卒業しても、忘れないでね♪★
その1
今日配布された 1、 指導要録抄本 2、 保健関係書類 (二つセットで封筒に詰めてあります)は、進学後の学校に提出するとても重要な書類です。紛失しないように大切に保管し、進学先の指示に従い提出してください。
その2
皆さんは、法的には3月31日までは瑞江中学校の生徒です。いつもより少し長い春休みですが、その自覚を持った行動を取りましょう。気の抜けた生活を送らず、各進学先の求める予習や課題をきっちり行い、生活リズムを狂わせないようにしましょう。