面接・自己PR特集 3学年だより
- 公開日
- 2015/12/18
- 更新日
- 2015/12/18
お知らせ
今週、私立高校の入試相談がほぼ終わり、私立志望校はだいぶ固まってきました。また、今日で校長先生との面接練習も一段落つき、進路実現に向けて、先週の「待ったなし」状態から着実に動き出しています。
ここで面接の意義について、もう一度考えてみましょう。一般的に面接で相手側が知りたいのは、「あなたが相手側にとって必要とする人物であるかどうか。」ということに尽きると思います。
面接官にとっては、あなたの「人となり」を面接を通して推し量り、あなたの「現在」と「過去」、「未来」を聞いて「あなたが必要とする人物であるかどうか」を判断するしか方法がないのです。ですから、面接ではできるだけ適切に自分を売り込むことが必要なのです。それが「自己PR」です。
高校入試における面接もその原則は同じです。都立高校の推薦入試では『自己PRカード』がその補助的な役割を果たします。そこで今号では、その書き方と併せて自己PRについて、おさらいしておきましょう。
自己PRでは「自分が何をやってきたか。」(過去)、「自分は何ができるか。」(現在)、「今後自分は相手側にどう貢献していきたいか。」(未来)という3点をしっかり盛り込むことが必要です。
特に未来を語る部分では、高校が「どんな人材を求めているのか」を把握した上で、話す(書く)ことに注意しましょう。
では、自分の書いた『自己PRカード』をもう一度点検してみましょう。
(1)志望理由について
(2)中学生活の中で得たことについて
(3)高校卒業後に進路について
この3つは、入試の面接では必ず質問されます。ですから、『自己PRカード』も面接を意識しながら書いておきます。
●話し方(書き方)のポイント
最後に面接での受け答え方(『自己PRカード』の書き方)のヒントをまとめておきますので参考にしてください。
ポイント1:質問されたことに対して的確に答える
質問に対しあれこれ話そう(書こう)と思うと、質問から外れたことを話して(書いて)しまいがちです。ですから質問の内容を正確につかんだら、それに対して短く答える(一文で書く)ことです。回答が複数にわたる場合は、「〜は2つあります。第1に〜。第2に〜です。理由は~です。」と、箇条書きにする要領で話す(書く)とわかりやすくなります。
ポイント2:具体例を挙げる
「中学校生活では運動会をがんばり、一番の思い出になりました。」では、運動会で何をがんばり(何を体験して)、どんなことが思い出に残ったのかが、聞き手(読み手)には伝わりませんし、関心も持たれません。是非、自分の実体験や実際にあったエピソードを加え、説得力のある話(文章)にしましょう。
ポイント3:自分の「ウリ」を持つ
どの高校も「うちの高校ではこういう生徒に入学して欲しい」「うちの高校はこういう生徒を育てたい」という『本校の期待する生徒の姿』を公表しています。ですから、そこに焦点を当て、「わたしは中学校生活でこういう体験をしてきた」「将来はこんな希望を抱いていて、高校卒業後はこういう道に進みたい」「だから自分の夢を実現するためには、この学校でなければダメなんだ」という強い気持ちと「自分を入れなければ損をする」くらいの「ウリ」を表現すべきなのです。
*何が自分の「ウリ」なのか、わからないという人…
17日に行われた、『生活リズム向上公開講座』を思い出しましょう。書き出してみた「自分の良いところ」。それこそが自分の「ウリ」です。何も特別なものではありません。自信を持って準備を進めましょう!
〜来週の予定〜
12月21日(月)45×6 生徒会朝礼 避難訓練
12月22日(火)45×6 冬至
12月23日(水)天皇誕生日
12月24日(木)給食終了 (4)学年集会 (5)美化活動
12月25日(金)終業式