7月1日の給食
- 公開日
- 2025/07/01
- 更新日
- 2025/07/01
給食
【献立】
たこめし
牛乳
さばの塩焼き
もやしのごま和え
豚汁
半夏生団子
今日7月1日は半夏生(はんげしょう)という日です。
半夏生とは、夏至(げし、1年で一番昼の時間が長い日)から数えて11日目のことです。昔の農家の田植えの目安ともいわれ、半夏生に入るまでに田植えを終わらせると良いと言われていたそうです。
関西地方では、田に植えた稲の苗が、タコの足のように大地にしっかりと根付き、豊作になるように願いを込めて、タコを食べるようになったといわれています。
また、福井県では焼きサバを食べる習慣があります。これを称して「半夏生鯖」といいます。由来は江戸時代に、お殿様が田植えが終わる半夏生の頃に、農民の労をねぎらうとともに、疲れた身体に滋養をつけるためにと、この日に脂ののったサバを食べることを推奨したことが始まりとされています。昔は食事に魚がつくことは滅多にないことで、かなりの贅沢だったようです。
さらに全国的にさまざまな地域で小麦粉を練りこんで作るのが特徴の「半夏生もち」を食べる風習もあります。
収穫したばかりの小麦粉で作り、きな粉やあんこをまぶして食べます。
今日の給食ではこれらの風習を詰め込んで「たこめし」「さばの塩焼き」「半夏生団子」を作りました。