献立：いわしのかば焼き丼、牛乳、梅おかか和え、けんちょん汁



今年は6月10日、今日が入梅です。


入梅とは、暦の上での梅雨入りの日です。昔は今のように天気予報などなかったので、農作業の目安として、梅雨入りの時期を決めていました。梅の実が熟す頃に雨が多くなることから、梅という漢字を使って、入梅（にゅうばい）と言われるようになりました。



給食では梅干しを使い『梅おかか和え』を作りました。梅干しには疲労回復や食べ物を腐りにくくする効果があります。



また、今日は旬のイワシを使ってかば焼きにしました。この時期に水揚げされるいわしは『入梅いわし』と呼ばれ、産卵前のため1年の中で最も脂がのっていて、美味しいと言われています。



汁物の『けんちょん汁』は新潟県の郷土料理です。けんちん汁に似ていますが、新潟県ではけんちょん汁といいます。野菜やきのこ、ちくわなどの練り製品、豆腐、車麩などが入る、汁物よりも煮物に近い料理です。なかでも車麩は新潟県の特産品で、珍しい食材です。