学校日記

奮闘と感動の4日目!教育実習生座談会リポート

公開日
2026/05/21
更新日
2026/05/21

校長室より

教育実習が始まって4日目。授業の実践も本格化し、実習生たちの日々は熱を帯びています。本日は、授業の振り返りや、生徒たちとの関わりの中で見つけた「気づき」を語り合った座談会の様子をお届けします。

​【1年4組・1組担当】涙の指導と、準備が実を結んだスピーチ授業

​朝一番に予定変更を知り、大急ぎで4時間分の授業準備に追われたという実習生。

1年4組の給食の時間、生徒の行動に対して担任の先生から愛のある厳しいお叱りがありました。それを受けた実習生は、学活の時間に意を決して生徒たちの前に立ちました。

​実習生より

「みんなにはこれからも希望に満ちた人間になってほしい。ちょっとしたことで怒られてしまうのは本当にもったいない。4日間しかまだ一緒にいないけれど、私はみんなの素晴らしいところをたくさん知っているから、どうか自分たちを安売りしないで、失望させないでほしい。そう伝えているうちに、思わず涙が溢れてしまいました。明日また1時間目に4組の授業があるので、生徒たちの様子をしっかり見守りたいです」

​一方で、1年1組で行ったスピーチの授業は大成功!朝思いついたアイデアで、スピーチを画面録画し、授業で活用。これが生徒の興味を惹きつけ、普段なかなか課題に取り組めない生徒も「できた!」と笑顔を見せる素晴らしいスピーチ作りの参考になりました。指導教員の先生からも時間配分や雰囲気作りを「花まる」と大絶賛されました。

​【美術科・1年1組】「安心感」の秘密と、クラスの仕掛け

​1年1組の授業を担当した美術科の実習生も、生徒たちの高い集中力と主体性に驚かされた一人です。

​美術実習生より

「1年1組にはものすごい『安心感』があります。生徒同士が授業を盛り上げてくれるし、ハサミやカッターを借りに来るときも、全員が必ず『借ります』『返します』と声を出して挨拶をしていくんです。

昨日、放課後に教室を覗いたら班長会議をしていて、生徒たちが自分たちでルールを決め、お互いに責任を持って行動する仕組み(仕掛け)が作られているのを知りました。担任の先生が元気な生徒たちのパワーを上手に『授業のスイッチ』へと変換させているからこそ、僕たちが授業をしても全員がすっと集中モードに入れるのだと感動しました」

​【数学科・1年6組】周りが育てる、集団の力

​1年6組の数学の授業を見学・指導した実習生は、中学生ならではの「集団の心理」と学級の雰囲気の良さを実感しました。

授業中、少し賑やかになりすぎてしまった生徒に対し、先生からの指導が入った場面での一コマです。

​数学実習生より

「先生から注意を受けた後、周りの生徒たちがすぐに『ほらほら、静かにしよう』と声をかけ合い、クラス全体で正しい雰囲気を作り直していました。中学生にとって、周りの仲間からの声掛けはとても影響力があります。まずは周囲の環境や全体の意識をしっかり固めることが、個々の生徒への良い指導につながるのだと勉強になりました」

​【理科・2年3組】学び合いが支える、全員の「わかった!」

​2年生の数学(連立方程式)の授業を見学した実習生は、グループワークの持つ大きな可能性について語ってくれました。

​理科実習生より

「最初は『解き方がわからない』と悩んでいた生徒も、グループ活動が始まると、先に解き終わった得意な子が本当に丁寧に教えてあげていました。1人で進める授業だと、できる子と苦手な子の差が開いてしまいがちですが、みんなで同じペースで理解しようとする『助け合い』の姿に感動しました。社会に出てチームで働く上でも必要な力を、子どもたちは授業の中で確かに学んでいるのだと感じます」

​指導案づくりと、これからの意気込み

​座談会の後半では、お互いの指導案(授業の計画書)を見せ合い、分刻みのスケジュールや注意書きの細かさに刺激を受け合う場面もありました。

​実習生たちは、それぞれの教科の特性(限られた授業時数の中で一斉に進める美術や、安全面を第一に考える体育など)に合わせ、指導教員の先生方の背中を追いかけながら、日々必死に工夫を重ねています。

​生徒たちのきらめく一瞬一瞬を逃さず、明日からも全力で向き合っていきます!