12月22日(金)給食
- 公開日
- 2023/12/27
- 更新日
- 2023/12/27
できごと
12月22日の給食は、麦入りごはん(ゆずみそ大豆)、鮭の塩麹焼き、師走煮、かぼちゃのごま味噌汁でした。
12/22は冬至にちなんだ給食です。冬至は一年で最も太陽の出ている時間が短い日で、この日を境に少しずつ日が長くなっていくことから、「一陽来復(冬が終わり春になること)」とも呼ばれます。昔の人は太陽の力が弱まると人間の運気も衰えると考えていたことから、南瓜(かぼちゃ)や小豆を食べて力をつけ、ゆず湯で身を清めて、幸運を呼び込み、無病息災を願う風習が生まれました。実は、南瓜は夏に収穫されるのですが、冬まで貯蔵することで、粘り感と甘み、βカロチンも増えます。このβカロチンが体内でビタミンAになり、目や鼻などの粘膜を保護し風邪予防になるのです。
昔の人は南瓜を冬までとっておいて、栄養不足にならないようにしていました。冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかないというのは、理にかなった先人の知恵なのです。