10月4日の給食【宮城県郷土料理】
- 公開日
- 2021/10/04
- 更新日
- 2021/10/04
給食日記
献立
・油麩丼
・牛乳
・おくずかけ
・ずんだ餅
今日は宮城県の郷土料理です。
宮城についての資料を配布しましたので、ご覧ください。
『油麩丼』の「油麩」とは、宮城県北部の登米(とめ)地方に昔から伝わる食材で、小麦粉のたんぱく質成分であるグルテンを油で揚げて作ったあげ麩です。見た目はフランスパンのような形をしています。今は一年中手に入りますが、昔は油麩といえば夏の食材で、暑い時季の肉の代わりの貴重な栄養源でした。肉を食べられない人のために親子丼やかつ丼で使われて、広まったそうです。
『おくずかけ』は、数種類の野菜や油揚げ、豆腐などをしいたけの戻し汁で煮込み、温麺(うーめん)を加えて、その名のとおり「くず」でとろみをつけた具だくさんの汁物のことです。かつては山野に自生するくずの根から採った「くず粉」が使われていましたが、現在はわずかしか生産されないので、でん粉でとろみをつけています。
『ずんだ餅』は、茹でた枝豆をすりつぶして作った緑色のあんに、つきたての餅をからめた色鮮やかな料理です。米どころ宮城には、年中行事や祝い事のときに餅をついて食べる餅文化があります。枝豆の香りを楽しみながら食べられます。
今日もすべて完食クラスが4クラスありました。
あと一人分で完食、という惜しいクラスが1クラスありました。