12月20日(木)今日の給食【冬至・山梨県郷土料理】
- 公開日
- 2018/12/20
- 更新日
- 2018/12/20
学校日記
今日の献立【冬至・山梨県郷土料理】
・かぼちゃほうとう
・牛乳
・ししゃものから揚げ
・白菜の浅漬け ゆず風味
・五平もち
今年の冬至は12月22日です。冬至は1年の中で昼の時間が最も短くなる日です。冬至にはかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入って体を温める等の習慣があります。
冬至にかぼちゃを食べると脳の血管の病気や風邪の予防になるといわれています。また、黄色は邪気を払う色と考えられてきました。
かぼちゃは長期保存が可能なため、保存技術が発達していなかった昔は、野菜が少ない冬の貴重なビタミン源でした。
給食では、山梨県の郷土料理でかぼちゃの入ったみそ煮込みうどんのほうとうと、ゆずを使った白菜の浅漬けを作りました。
●かぼちゃほうとう
うどんより太くて平たい麺を、季節の野菜や肉といっしょに煮こんだ、みそ味の料理です。山梨県の代表的な郷土料理で、甘みのあるかぼちゃがよく合うと好まれています。昔、水田の少ない山梨県では小麦粉の栽培がさかんで、小麦粉から作るほうとうがよく食べられてきました。戦国時代の武将・武田信玄も野戦料理(兵士が作戦行動中に食べる料理)として食べていたとされており、材料を宝刀(ほうとう)で細く切ったことから「ほうとう」の名が生まれたそうです。山梨県内ではどこでも食べられ、お土産としても人気があります。生麺のまま煮こむため、打ち粉の小麦粉がとけてとろみがつき、冷めにくくなります。
●五平もち
ごはんをつぶして竹串にさし、タレをぬって焼いたものです。タレはしょうゆやみそで味をつけ、ゴマやくるみを入れます。中部地方の山間部に伝わる郷土料理です。