11月20日(火)今日の給食【山形県郷土料理】
- 公開日
- 2018/11/20
- 更新日
- 2018/11/20
学校日記
今日の献立【山形県郷土料理】
・菊花ごはんのおにぎり
・牛乳
・ハタハタのから揚げ
・ごま和え
・いも煮
・ラフランスポンチ
●菊花ごはん
山形県では、食用の菊の生産が盛んです。また米作りも県内の各地でおこなわれています。
●いも煮
全国的に知られるようになった、山形のいも煮の由来は、大きく2つあります。1つは、山形中山町が発祥の地とされている説で、最上川を往来する船荷の積み替え作業に携わった人たちをねぎらうために、河原で里いもと干し鱈を煮たのが始まりと言われています。
もう1つは、農耕神事から生まれたという説で、300年程前から食べられ、干し鱈、里いも、こんにゃくを煮たしょうゆ味でした。現在はねぎが入りますが、当時は越冬できるねぎは、もったいないということから入れることはなかったそうです。 現在は、秋になると河原でいも煮を楽しむ風景は、県内の秋の風物詩となっています。また、地域により材料や味付けに少しずつ違いがあるのも特徴です。海に面した庄内地域は、豚肉でみそ味です。古くから現在まで、材料の中身を変え、今も食べ続けられ、愛されている郷土料理です。
●ラ・フランスポンチ
果樹栽培のさかんな山形県で、さくらんぼと並んで有名な西洋ナシの「ラ・フランス」のジュースで寒天を作り、山形県産のフルーツと合わせます。
収穫したての「ラ・フランス」はゴリゴリと硬く、あまり甘味はありません。15〜20度の場所に10日〜2週間ほどおいて追熟(ついじゅく)させると、果実に含まれるでんぷんが分解されて糖分に変わり甘くなり、トロリとしたなめらかな肉質になります。