学校日記

9月5日(水)今日の給食【鹿児島県 郷土料理】

公開日
2018/09/05
更新日
2018/09/05

学校日記

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今日の献立【鹿児島県 郷土料理】

・鶏飯(けいはん)  ごはんにスープをかけて食べる料理です
・牛乳
・つけ揚げ
・ごま和え
・芋ようかん

●鶏飯(けいはん)
昔、薩摩藩の支配下におかれた奄美群島の人々は、厳しい圧政の中でサトウキビを栽培して黒砂糖を作り、島津藩におさめていました。1本の茎、1本の葉さえも役人の監視をうけて自由にならない上に、苦しい年貢の重みにあえいでいたと言われています。その中でも素朴な島の人々は、本土から渡ってくる威圧的な役人たちのために、できる限りのもてなしをしたと伝えられています。
鶏飯は、様々な具を使った手のこんだ料理で、島の人々が役人の気持ちを少しでも和らげようと祈りつつ料理をしたと言われています。 

●つけ揚げ(さつまあげ)
鹿児島県の薩摩地方が発祥で、島津藩が琉球との交易・しんこうの過程で沖縄県の揚げかまぼこであるチキアギ(つけ揚げ)を持ち帰ったことが始まりであるとも言われています。
鹿児島県では「つけ揚げ」として多く生産され、東北や関東では商品名より「薩摩揚げ」と呼ばれます。

●芋ようかん
生産量全国第1位のさつまいもで、芋ようかんを作ります。
原産地は熱帯アメリカ。さつまいもが日本に移入されたのは、1597年に宮古島へ入ったのが最初とされています。さつまいもは、17世紀初めに薩摩・長崎に伝わりました。薩摩芋と言う名称の由来です。その薩摩芋は、やせた土地でも収穫でき、凶作の年でも収穫出来るという特筆がありました。ですから、耕地の乏しい地方に広がり、やがて飢饉が起こるたびに全国へと広がっていきました。また、さつまいもは、第2次世界大戦中や戦後の食糧難の時代に、代用食として多くの人々を助けました。

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