3月9日(金)今日の給食【岩手県郷土料理】
- 公開日
- 2018/03/09
- 更新日
- 2018/03/09
学校日記
今日の献立【岩手県郷土料理】
・さんまのかば焼き丼
・牛乳
・さっぱり三陸わかめ
・ひっつみ
・りんご
★さんまのかば焼き丼(雑穀ごはん)
岩手県は雑穀の国内生産量が日本一で、古くから雑穀の産地として知られていました。山や河川が多く平野が少ないこと、寒暖の差が激しかったため、稲作に不向きだったからです。 雑穀には現代の食生活で不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維、ポリフェノールなどを多く含むことが知られています。
また、最近は水温の上昇で漁獲量が減っていますが、三陸沖でさんまがたくさん獲れていました。給食では、雑穀ごはんのさんまのかば焼き丼にしました。
★さっぱり三陸わかめ
岩手県でとれる養殖ワカメの収穫量は、国内の40%以上を占め、日本一です。三陸海岸を中心とする岩手の海は栄養分が豊富で、特に親潮による冷たい海水と荒波がわかめの成長に適しています。
★ひっつみ
小麦粉を水で耳たぶくらいの柔らかさまでこね、ねかしたものをひっつまんで(ひきちぎっての方言)鍋に入れることから「ひっつみ」の名がつきました。昔は米を節約するために主食として、また農作業の「小昼(こびる)」として食べられていました。土地や家庭によって多様な「ひっつみ」があり、味付けも、だしの材料も、入れる材料も季節の野菜やきのこなど、その土地でとれたものを上手に使っています。