宿題革命! その1
- 公開日
- 2020/04/16
- 更新日
- 2020/04/16
できごと
宿題・家庭学習って何のため?
こんにちは、北川です。突然ですが、みなさんに質問です。
「どうしてみんなは宿題をやるの?」
やらないと先生に叱られるから?家の人にやれって言われるから?それとも、宿題をしないとゲームができないから?
エサを待っているヒナのように、与えられた課題だけをやっていませんか?やれと言われたことだけをやっていて、自分で学ぶことを楽しくないと感じていて、本当に大丈夫でしょうか?
宿題改革案「けテぶれ」
そこで、僕からは「けテぶれ」を紹介します。「けテぶれ」とは、「自分で自分の勉強を決めて、成長していく方法」です。具体的には、
け(計画) 目標に向けて学習計画をたて
テ(テスト)自身の実力を自分ではかり、
ぶ(分析) 実力を上げるためにはどうすればいいかを考え、
れ(練習) 学習を積み重ねる。
というサイクルをまわします。頭文字をとって「けテぶれ」です。何も特別なことではありません。PDCAサイクルといった言葉と似ているでしょうか。
「けテぶれ」をするのは何のため?
このサイクルを回すことで、学習内容を定着させるとともに、自分にとってよりよい学習方法を確立しようとするのです。
「けテぶれ」に取り組むと、目標に向かって自分で学習する力が身につきます。「自分で自分の能力を伸ばす力」と言い換えることもできます。この力は、大人になっても必ず役に立つものです。
つまり、「けテぶれ」で身につけた力は、一生使えるのです。だから、「けテぶれ」を使って、目標を達成できるように努力し、その方法を学ぶことはとても価値があることなんです。
さあ、それでは、「けテぶれ」を始めましょう!
今週・来週のミッション
〜丸つけを完璧にしよう!〜
正確な丸つけができないと、「けテぶれ」はスタートできません。丸つけをすることで自分のできているところや苦手なところがはっきりします。
家の人にお願いするのではなく、自分で丸付けをします。まずは、漢字や算数プリントの丸つけに取り組みましょう!
引用・参考文献
「けテぶれ 宿題革命」葛原祥太 (学陽書房)