11/30の給食
- 公開日
- 2015/11/30
- 更新日
- 2015/11/30
今日の給食
宮城県の郷土料理
・油麩のたまごどんぶり
・おくずかけ
・ずんだもち
油麩は、宮城県の郷土の食材として、登米地方で受け継がれてきました。
小麦粉に水を加えてよく練り、それを水で洗ってでんぷん質を流すと、小麦粉のたんぱく質「グルテン」が残ります。このグルテンを油で揚げたものが油麩です。
油麩を薄くスライスして、お肉の代わりに使いました。油麩に具材の煮汁が浸み込んで美味しいどんぶりができました。
おくずかけは、片栗粉などでとろみをつけた醤油味の汁に、温麺や野菜、豆麩、油揚げなどを入れて煮込んだ精進料理で、お盆やお彼岸の時期に食べることが多い料理です。
寒い日にはぴったりの体が温まる一品です。
デザートは、枝豆をすり潰して作ったあんを、米粉を使って作ったおもちと和えたずんだもちです。ずんだとは、豆を潰す意味の「豆打(ずだ)」が訛って自然に「ずんだ」と呼ばれるようになったと言われています。枝豆独特の臭みも少なく、手作りらしい優しい味に仕上がりました。