6年日光移動教室日記〜第3日(9月11日 水曜日)
- 公開日
- 2013/09/12
- 更新日
- 2013/09/11
できごと
ついに最終日。前日の夜,「24時間後に,みんなは自宅にいる。」と話しました。寂しさと安堵感が交錯する日です。
まず,東照宮の見学に行きました。陽明門が改修工事中というのが誠に残念ではありましたが,それでも,眠り猫・三猿など,有名なものについては見学することができました。クラスごとに,ガイドさんの案内で学習することができました。
昼食後,星野富弘美術館の見学。星野富弘氏については,事前に学習していました。もの(とりわけ「命」)の見方・感じ方をじっくり味わうと共に,自分のこれからの人生まで考えさせられます。「6年生には難しすぎる…」という考えもあろうかと思いますが,そんなことはありません。6年生でも,6年生なりに「人生」を考えています。詩の中で,自分が感動した詩を視写して,学校で色紙に書き,作品に仕上げます。
右写真は,美術館からの景色です。「時が止まっているのではないか」と感じる程の,静寂感…
宿泊行事は,ウインタースクールに続いて2回目でした。この行事を振り返ってみると…
課題は,「相手の立場に立って考える」ということです。「相手の立場に立って」行うことは何でしょう…「あいさつ・返事」「マナー・行儀」「思いやりある言動」…これらは,日頃から指導していることですが,今回,改めて課題と認識しました。
成果は,「友人とのふれあい」でしょう。2日目,室内レクの後,生活班メンバー同士で,「感謝の気持ち」を,具体的に言葉で語り合うという活動を行いました。男女問わず,何人もの子供が涙して語っていました。
課題と成果は,実は同じことだと思います。要は,友人だけでなく,誰にでも,思いやりを示せるか…ということであると考えています。
保護者の皆様には,様々な準備,送迎など,多くの点でご協力いただきました。ありがとうございました。今後とも,よろしくお願いいたします。
(左:東照宮見学の様子 中央:三猿の見学 右:星野富弘美術館からの景色)