巡回指導

巡回指導

〇人との関わりが円滑に行えず、社会生活に適応しにくい面があるが、通常の学級での学習が可能なお子さんを対象とします。
 東京都の特別支援教育に関する方針に基づき、平成30年度から全小学校に、令和2年度から全中学校に、「特別支援教室」を設置し、在籍校での巡回指導を実施しています。

江戸川区では、平成30年度から、すべての小学校に「特別支援教室」が設置されました。「特別支援教室」には、巡回指導教員が巡回して、指導や支援を行います。

特別支援教室では、通常の学級に在籍していて、行動面や学習面、人との関わり、心理面などでサポートを必要としている児童が、通常学級において、生活や学習、人との関わりに自信をもって参加できるように、一人一人のニーズに応じた指導や支援を行っています。

1対1での個別指導が基本ですが、学習の遅れを補習する教室ではなく、自分に合った学び方を身に付けたり、自己理解を深めたりする学習を行っています。

◎児童が学習や生活面で抱えている困り感の改善、または克服を目的とする「自立活動」を行います。 ・児童が興味関心をもっていることを生かして、苦手なことにも意欲的に取り組めるようにしています。得意なことを活用することで、自信がもてるようにします。
・児童が自分自身を客観的に振り返ることを通して、自分の感情や行動をコントロールすることができるようにします。
・児童の特性に合った指導をすることで、自分自身の課題に向き合って考え、改善に向けてチャレンジできるようにします。
・一人一人の児童の特性に合った学習方法を取り入れることによって、達成感をもって学習が進められるようにします。
〇在籍する学級担任や保護者、各関係諸機関と連携をとりながら、効果的な指導を行ったり、有効な支援方法を模索したりしていきます。

大杉東小学校は、巡回指導教員が配置される拠点校になります。本校の巡回指導教員は、大杉小学校、大杉第二小学校、松江小学校の3校の巡回校と自校の大杉東小学校の計4校の指導を行っています。

※巡回指導教員は、在籍学級での支援も行います。
☆大杉東小学校では、「特別支援教室」のことを「スタディルーム」、「エンカレッジルーム」のことを「東っ子ルーム」と呼んでいます。