文部科学大臣メッセージ
- 公開日
- 2020/08/27
- 更新日
- 2020/08/27
お知らせ
令和2年8月25日、文部科学大臣から新型コロナウイルス感染症に関する差別・偏見の防止に向けたメッセージが発表されました。
児童生徒等や学生のみなさんへ(以下抜粋)
新しい学期を迎えるに当たって、みなさんに伝えたいことがあります。
新型コロナウイルスには誰もが感染する可能性があります。感染した人が悪いということではありません。学校やクラスの中で感染することは悪いことだという雰囲気ができてしまうと、新型コロナウイルスに感染したと疑われることをおそれて、具合が悪くなっても、その後は言い出しにくくなったり、病院に行くのが遅くなったりしています。そうすると、さらに、みなさんの地域で感染が広がってしまうかもしれません。
感染した人や症状のある人を責めるのではなく、思いやりの気持ちをもち、感染した人たちが早く治るよう励まし、治って戻ってきたときには温かく迎えてほしいと思います。もし、自分が感染したり症状があったりしたら、友達にどうしてほしいかということを考えて行動してほしいと思います。
すでに、感染した人たちが心ない言葉をかけられたり、扱いをされたりしているという事例が起きています。こうしたことが、みなさんの周りでも起きないように、みなさんにも協力してほしいのです。
私たち大人は、みなさんの応援団として、将来の見通しをもち、未来の社会の担い手であるみなさんが学ぶ機会、遊ぶ機会、交流する機会を最大限作っていきます。それまで、みなさんは今自分ができる予防をしっかり行い、将来の目標をもち、家庭や学校での日々の学びを続けてほしいと願っています。
令和2年8月 文部科学大臣 萩生田 光一
*詳しくは以下をクリックしてご覧ください。