特別支援教室
特別支援教室
〇江戸川区では、東京都の特別支援教育に関する方針に基づき、平成30年度までに、全小学校に「特別支援教室」を設置しました。
特別支援学級と特別支援教室の違いは何ですか?
〇対象となるお子さん、指導内容が異なります。
江戸川区で設置している特別支援学級は、知的発達に課題のあるお子さんが対象です。特別支援学級に在籍するお子さんは、基本的に毎日特別支援学級の中で過ごします。少人数での授業を行い、生活面や学習面で自立できるよう、一人ひとりの状況に合わせたきめ細かい指導を行っています。
特別支援教室は全般的な知的発達に遅れがなく、通常の学級の生活や学習に概ね参加できるものの、発達の特性により一部特別な支援を必要とするお子さんが対象です。指導に応じて通常の学級の授業を抜けて、お子さんの苦手を克服するための指導を在籍校内の特別支援教室にて受けます。
特別支援教室は通常の学級に在籍し、知的障害はないが、自閉症、情緒障害、学習障害、注意欠陥多動性障害があって、通常の学級での学習におおむね参加でき、一部、特別な指導を必要とする児童・生徒が対象です。
特別な指導とは、一人ひとりの状況に応じて児童・生徒の自立を目指し、障害による困難を改善・克服するために、特別の教育課程を編成して行う指導のことです。
具体的にどんなお子さんが通うの?
・コミュニケーションがうまく図れない
・相手の立場になって考えるのが難しい
・集団行動が苦手
・友達とうまく遊べない
・注意を集中し続けるのが難しい
・授業中、席を離れたり、出し抜けて答えてしまったり、他の人のしていることを邪魔してしまう
・音読が苦手 ・書くことが苦手 ・計算が苦手 など
指導を受けるには?
・保護者との合意に基づいて、校内判定委員会にて判断した後、学校長が申請し、区教育員会が決定します。
・令和元年度より、「心理発達検査結果」が判定委員会での必須書類となりました。
※相談したいことがありましたら、各学級担任、特別支援教育コーディネーターへご連絡ください。
子供たちは、自校に設置された「特別支援教室(スタディルーム)」に移動して指導を受けます。(通級教室ではないので、保護者の方の送り迎えは必要ありません。)
と呼んでいます。