酒粕を入れた粕汁
- 公開日
- 2023/06/12
- 更新日
- 2023/06/12
給食室より
今日の献立は、「鮭の胡麻つけ焼き」「茎わかめのきんぴら」「ひじきごはん」「粕汁」と「牛乳」です。粕汁に使う酒粕には、タンパク質や食物繊維、アミノ酸など栄養価がとても高位事で知られています。蒸したお米に麹をまぶすこと、お米に含まれているでんぷんがブドウ糖になり、これを発酵させるとアルコールに変わります。この状態を「もろみ」と呼び、「もろみ」を搾り、さらに濾過したり火入れをしたりして樽や瓶、紙パックなどに詰められ、日本酒として販売されています。酒粕は、「もろみ」を搾ったときに出てくる固形物です。搾った残りを捨てないで、保存食にしたり調理に使ったりして利用してきました。酒粕には、当然のことながらアルコールが含まれています。酒粕は78度以上の熱を入れることでアルコール分は飛んでしまいます。粕汁を作る工程で、アルコール分を飛ばし、うまみや栄養だけが残るよう調理しています。